いつもと同じ理由ですが(笑
掲載前に物件が成約につき募集終了となりまして、当社自主規制によりレポートができなくなってしまったと、しかもすごく駅近物件だったため街レポート的にもショートショートになったと、このような経緯でございます。
井の頭線富士見ヶ丘と聞けば久我山の陰に隠れて地味な印象ありますが、
渋谷からの終電は富士見ヶ丘行きですから(車庫があるんですね)、何気に主要駅だったりしますし、両隣の久我山・高井戸いずれからも10分程度の距離なので、富士見ヶ丘での暮らしは周辺駅と連続するものだと考えるのが正しいでしょう。
街の文化は明確に「久我山系」なので、広い意味では吉祥寺近郊になります。
決して問い合わせ人気駅ではありませんから相場的にもかなりリーズナブルで、知る人ぞ知る井の頭線の要所でしょう。
商店街規模も駅北側に久我山駅北側商店街(久我山商店街の主力は駅南側)に倣うものです。
踏切がある地味な駅ってところも久我山と似てますね。
駅区画がコンパクトであるため、商店街へのアクセスがとても近くて
(末尾に記載のとおり踏切のタイミングによっては瞬間交通量が増えることありますが)
基本的にのんびり歩ける小規模商店街です
街には洒落た喫茶店もあって(人見街道まで足を延ばせば星乃珈琲もあります)
若い人には食い足りないとこあるかも知れませんが、大人感覚だと静かで暮らしに密着した街でしょうね。
買い物の主力は西友
西友の正面はドラッグストアと、
日常生活的には久我山行く必要も感じないでしょうし、ちょっとした買い物であればここから吉祥寺って「6分124円なんですよ」。吉祥寺徒歩15分より富士見ヶ丘6分とかのが吉祥寺の街により近いと考える事もできちゃいます。
賃貸物件の探し方として最も重要な点はこちら
完全に低層指定住宅街なので、中高層マンションはほぼ存在しないと考えておくべき。
鉄骨造低層マンションや、木造アパートが主力です。
しかも街は、築年数も新しい高級戸建て多い印象ありまして、
区画整理の水準は(完全ではないけれど)久我山以上です。
どういう意味かと申しますと、
「今日は駅前通り交通量多いかな」と思えば一本裏の住宅街をそのまま歩いてもまず道に迷うことが無い。それだけのんびりした雰囲気もあります。
過去レポートで紹介したことある某アパートも周囲の建築とバランス取るようにデザイン性高く
線路と住宅街の距離感の近さも井の頭線ならではの特徴
(あまり電車の騒音も気にならないのがまた井の頭線沿線の特徴)
駅近くにも若干お店はありますが、ほぼお店は駅前商店街だけに集まっていると考えた方がいいでしょうね。
駅はほんとに小規模で
ちょっとした地域スーパーが駅になっているみたいな感覚です
富士見ヶ丘駅の弱点は、駅南側商店街がちょっと寂しい事と、
この駅構造ならではの「自分が駅降りた時には踏切もあがったところなので、歩行者と交通量が重なってしまう」ところでしょうか。
言うほどの混雑ではないので「気持ちそういう特徴がある」って程度ですけどね(笑
ちなみに戸建てがとても多いので、賃貸物件母数は決して多くありません。
場合によると駅知名度的に久我山や高井戸で募集掲載される事例も多いと思います。
木造主力で静かな暮らしなら「三鷹台〜富士見ヶ丘」で、
RCマンションも含む工法含む性能重視の場合「富士見ヶ丘〜浜田山」の組み合わせがお勧めです。
※他記事でも説明の通り、高級木造APは下手なRCマンション超える居住性と高級感誇りますがいかんせん母数も限られます。高級木造APの空室に関しては「偶然調査母数に含まれていたらラッキー」ぐらいに考えておくべきでしょうね。
2017年05月01日
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