ほぼ、行き当たりばったりな流れでこういうことになりまして(笑
せっかくだからこれは街レポートすべきであろうと、

王子と言えば、過去成約事例が「王子神谷」にありまして(私の経験の中で審査通過最速記録を誇る契約でした)、「カタギっぽい下町」と申しましょうか、
この契約の折に王子まで歩いてみようなんて形でほんの数回しか降車した経験の無い街なのですが、当時から「蒲田や町田に通じるダイナミズムがある」と感じていたのです。
ええ、勿論”いい意味で”ですよ。
事実今回ぐるーっと駅周囲を歩いて回ってみたのですが「市井の人の平和な街」として強く印象に残りました。
冒頭画像は駅裏に相当するのでしょうか、
王子神社に連なる公園から見た音無橋です。
ここからガード下を抜けて駅に出るルートがですね

(本郷通りから階段降りていくんですが)
なんとも風情があっていい感じなのです

ちょっと東京じゃないみたいな

街の色は台東などと同じ下町のもので

駅表側に出るとドーンと開けます

地下鉄南北線王子駅です

周囲の開けっぷりというか

スケール大きなところが蒲田や町田を思い出させるのかもしれません
長くこの仕事をしておりますと、
街の雰囲気というか”何系なのだろうか”というのが肌感覚でわかるようになるのですが、

「確かにいいところで、平和な庶民の暮らし志向の方には勧めるべし」と
(南北線からして空いているって部分も特典でしょう)
小規模ながら繁華街的な区画もあるのですが

こちらの先ですね、
どうですか”この絵”

集約されているものがあると思うのですよ。
何が何って具体的なものは無いのですが、
「フルーツ・タバコ」でノックアウトされました。
さて、いつものように「タバコの吸える喫茶は無いのか」とさまよったのですが、
(フルーツ・タバコ店の社会的灰皿の周囲は地元の方で満席状態だったのです)
そこは慣れない街ってこともありまして、流石に私の鼻でも見つけられませんでした。
なんか遠くまできちゃったかなと思い、

駅まで反転と、
すると大変立派な「公営喫煙所」がありまして、なんというか人情ってものを感じるのです。
街をうろついている時も、開店間近の居酒屋さんのにいちゃんがお店の前でプカーっと一服していたり、夜だからそう感じたの知れませんが「暖色系の照明やネオンが多い」からそう思わせるのか、この街の繁華街はどこか地方のお祭りのような印象で、
過去周辺地域のDATA調べた時、予測ほど安くないぞと思った記憶があるのです。
「地元では相当高い人気の街なのかな」とその時に思ったのですが、
確かにいい街ですね(偏屈ものが集まる中央線文明とは明らかに違う平和とダイナミズムを感じます)。
こういうこと言うと怒られちゃうんだと思いますが、
「渋谷系スノビズムな街と暮らし」みたいな世界に対して
「なんだバカ野郎」みたいなね(笑、対極にある世界を感じるのでした。