荻窪と言えば巨大なバスターミナルを背景に広大な支配地域を誇るJR中央線の要所であり、地元的にも「本来は吉祥寺寄り荻窪でしょ」とその地位を認めない人はいません。支配地域は南端の高井戸北端は格西武線駅、東西も青梅街道沿いなら西荻の北部〜南阿佐ヶ谷近郊までが「荻窪に住んでいる」と言わせる範囲となります。
デフレ不況の折には青梅改造沿い商店街の一部”シャッター化”など存在が危ぶまれた時期もありましたが、最近は若い人向け店舗更新も進み活気を取り戻してきました。
JR中央線を選択するなら外せない駅です(賃貸物件の母数も多くアパート・マンション・戸建てなどジャンルを選ばないバリエーションの深さもあります)。
こことこと続いている”隠れ家的”の延長ではありませんが、今回もちょっと奥まった静かな住宅が特徴の「コンパクトシングル向け1L」という探しても滅多に無いお部屋です。
立地は青梅街道北東側
駅画像もこちら向きからスタートです
この辺から北東住宅街に向かうルートはほぼ決まっておりまして、
駅前飲食店街を抜け、ここの交差点を渡り
さらに小さな地元商店街を抜け
なんて話をしていたら、
何時のレポートでしたか、、過去記事で紹介した木造アパートが(一階は理髪店だったような)取り壊されておりました。住宅にも更新は必然ですがなんとは無しに寂しいものです。
そして地域のちょっとしたバイパス道に出ます
ここも商工会を形成しており、歩行者も多いのですがそれなりに交通量が多いため、先ほど紹介の小さな商店街区画からここに出るのが地元住民のパターンとなっております。
加えて、この辺は文教地域なので若い学生も多かったりしますね。
この商店街は八幡神社の参道でもありまして、
北端に昔からネコ里親ボランティアをされている喫茶店があります。
(これからネコをと思っている方は是非)
そして八幡神社
ここを境界線として住宅街となります。
先に進み
認定外区道かなって細い道をちょっと入ったところに物件はあります。
ユニークなシングル向けコンパクト1L間取りがこちら
管理会社資料によれば寝室部分は3.5帖と表示されており(木造なので実測値に近いものだと思います)、LDKも公取自主規制基準からちょびっと外れる9帖。しかし見たままで設計コンセプトは1LDKであり、30平米超える広さを生かしたゴージャスなものと言えるでしょう。
玄関は一階「テラス風アパート」となっております。
【物件概要】
JR中央線荻窪9分、杉並区天沼2、築平成25年、木造2階建ての2階、31.70u1LDK、
モニター付きインターフォン、エアコン、フローリング、システムキッチン(ガス2口)、温水洗浄便座、室内洗濯機置場、駐輪場、原付駐輪可(月500円)、保証会社利用可(CASA初回賃料合計50%タイプ)
鍵交換代16,200円
賃料9万2000円(管理3000)、礼敷1/1
30平米越えで9万台、しかも前述の間取り内容です。
中堅シングルの方には有力なハイCPな選択肢であると同時に、通勤ルートも紹介のとおり”過半がが商店街”という立地の良さ。
物件画像はロケーション的意味でプライバシーに配慮し「この画像に写っています」的紹介に留めます。
前述の住宅街ルートに戻り、
更に北上しますと
小学校があり日大二高通りです
ここも緩い商店街で、物件から数分、
荻窪側
阿佐ヶ谷側
この商店街「こんなお店ないかな」と歩いていると端までいってしまうとこもあるのですが(笑
高校の前にはパン屋さんもありますし、物件資料によれば5分以内に小規模スーパーとコンビニがあります(あまり関係無いかもですが税務署も近所で歩いていけた筈です)。
何より、荻窪青梅街道西側商店街経由のバス便が多数ですから週末に青梅街道商店街利用時にはかなり使えると思いますね。
何故って、物件から冒頭の通勤ルート以外となりますと、
教会通り商店街まで抜ける難解な経路を’進まないと駅方面には出られず、
(以下画像の歩道橋のところに出るルートです)
斜めに駅西側の青梅街道商店街に出るには(先ほど紹介の商店街の)二高通りを荻窪側に歩いた方が早いぐらいなので、でしたらバス便が便利ですよと、このような訳です。
そんな感じに荻窪駅に帰還
30代中堅シングルの方にはなかなか魅力的でレアなお部屋だと思います。
(ちなみに次回も似たコンセプトの30代中堅シングル向けお部屋レポートになりそうです、隠れ家を意識している’訳では無いのですがww、ちょっと置くまったロケーションのデザイナーズを予定しています。)
2017年09月03日
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