地図上は西武新宿線下井草のが近いのですが、下井草徒歩でも15分かかることと、立地的にこの周辺に暮らしている人は「地元的に最寄り駅を阿佐ヶ谷と認識しており」、レポートも阿佐ヶ谷徒歩ルートでお伝えしようと思います。
今回も、退去の状況はわからないのですが、入居予定日はまだ先のお部屋ですから内容には自主規制入る形となりますのでご了承ください(解約時2ヵ月前予告タイプのようですね)。
で「遠いのに地元的には最寄り阿佐ヶ谷」どの辺?って話になると思いますが、
冒頭西武線に触れているように北側です。この辺の土地勘は荻窪と同じ。
駅南側の丸ノ内線南阿佐ヶ谷方向なら徒歩15分もかからずに丸ノ内線の駅についちゃうのと比較すると随分と違うように思われますが、ご存じのとおり阿佐ヶ谷駅の南側は大規模商店街を抱える商工地域であり、厳密に言えば南阿佐ヶ谷駅から更に南側に住宅街という都市計画上の位置付けなんですね。
駅北側で言えば早稲田通りから北、駅南側で言えば青梅街道から南、両者は地元的に「最寄り駅は阿佐ヶ谷郊外の住宅街として同じような存在」なのです(その流れとして南阿佐ヶ谷駅の南には公団の旧阿佐ヶ谷住宅タウンがあった訳で)。
さて東京においては駅から10分以上歩く立地は相当郊外に出ないとお目にかかれませんが、中央線における目安は「荻窪から」といった認識となります。阿佐ヶ谷も隣駅且つ今回は北西荻窪寄りということもあって「西武線からもJRからも15分以上」なる稀な立地となっています。
この徒歩距離によって賃料設定が大幅に安くなっているのが今回のお部屋です。
「長文失礼しました」
早速いつもの阿佐ヶ谷駅からスタートです
旧地元民的に「旧中杉より新中杉歩く方が早い」のでこちらを選択
わかる方にはご理解いただけるルートかと思います
旧中杉商店街とは比較になりませんが、こちらも緩めにお店は続いております
買い物は駅前でほとんど完結すると思いますが、
何気に道中にあるドラッグストアは便利かと思われ。
以前も一度紹介したことあると思いますが、
私が個人的に阿佐ヶ谷界隈をうろちょろしていた事には無かったお店
(阿佐ヶ谷は特に飲食店において「商圏は大きく人通りも多いのに、商店街の集客は厳しい」という謎の地域でありまして、お店の入れ替わりは結構激しく、結果として若い人向けの更新速度は荻窪より上じゃないかしらと思います。)
地味ですが、この交差点は重要ポイントです。
日大二高通りの延長上に高円寺方向に延びる細いバイパス交差点なんですが(多分旧街道でしょう)、地元民的に、この交差点から駅寄りは「阿佐ヶ谷駅近郊」なイメージがあるので(ここまで徒歩7、8分かかっているのですが)今回のように駅から遠いロケーションの場合、このポイントから「どっち方面でどんくらい」的に立地評価されるのです。
今回は「この交差点から先早稲田通りを西に15分ぐらいかな」となります。
早稲田通り交差点を
左に曲がり西へ
(主観ですが、早稲田通り沿いの商店構成も西側の方が馴染みがいいかなと思います。)
すぐに「関東バス 阿佐谷営業所」がありまして
この営業所があるので、凄くバス便が便利かと聞かれると(ルートや本数的に)あまりその印象は無く(笑、積極的にバス便を利用しようと思えば便利といったところかと思います。
飲食店などが緩く続く商店街を更に西へ
(荻窪同様に阿佐ヶ谷も何気にラーメン店多いです)
マンション開発地域に入ったところで
北側住宅街へ
閑静な住宅街そのものです
ここからちょこっと入ると物件に到着(実徒歩23分ぐらいなので正確に計測すると不動産表記21分ぐらいかなと思われ)。
大型1DKに属する間取りがこちら
江戸間6帖ダブルに相当する広さであり(33平米)資料上居室は7帖とありますが、どうでしょう現代マンションなら8帖に匹敵する広さではなかろうかと思います。
小さいcafeテーブルなどでまとめればDK部分もLDKっぽくもっていけそうです。
見たままの余裕の広さが特徴、
【物件概要】
JR中央線阿佐ヶ谷”約”23分(バス停徒歩3分)、西武新宿線下井草15分、杉並区下井草1、築昭和55年、木造モルタル2階建ての1階、約33u1DK、
エアコン、フローリング、B・T別、温水洗浄便座、独立洗面、室内洗濯機置場、二人入居相談、(入居日相談11月上旬)
駐車場空アリ(屋根なし月18,000円、屋根有月20,000円)
退去時クリーニング費用35,000円(税別)
鍵交換代20,000円(税別)
保証会社契約要(賃料総額50%〜100%、更新年1万円)
賃料5万8000円(共益4000)、礼敷0/1
ウルトラハイCPですね。
管理会社も堅いサブリース系であり(信用あるところです)、練られた条件設定になっています。
テキスト情報だけ見れば、古築のいかにも木造アパート想像される方もいると思いますが、
現地を見ると
昔の公務員住宅を思わせるような、一見非木造な大規模なものであり、
イメージ的にはなんとかビレッジみたいな名前がついていると似合いそうな建築でした。
なんとも雰囲気のある建築で、
(保守系の記事も時折書いている私なので怪訝な顔される方いらっしゃるかもですが)
ズバリ「左翼インテリで個性的なアダルトな方が暮らしているとカッコいいだろうな〜」と思いました。
ちょいと遠回りして(たとえばここから下井草駅にはみたいな)、
更に西側の早稲田通りに出てみます
このように緩く続く商店街は、そのまま下井草駅方面まで続いているのかしらと、
雰囲気的にはこんな感じです。
さて阿佐ヶ谷方面に戻りましょう
道中にありました、ありました、
同タイプの個性的な建築が「荻窪・阿佐ヶ谷方面にだけ」見られるものでありまして、
(きっとこの建築事務所だなって場所もなんとなく存じ上げているのですが)
荻窪・阿佐ヶ谷地区固有のデザインであります。
ほどなく冒頭レポート紹介のマンション開発地域となり
関東バスと
後は同じなのでよござんすね。
阿佐ヶ谷駅に到着です
さて、阿佐ヶ谷地元情報的に「駅東側のダイヤ街再開発はどうなった?」興味ある方いらっしゃると思います。
こんなんなってますよ
ある意味、スケルトンデザインと言えるのではないでしょうか。
JRの高架鉄骨をその意匠に取り込んだ巧みなもので、
(デザインのコンペあったのだと思いますが)見事な出来栄えで集客も期待できますね。
古い人間のアタクシは、、「現代では政治的意味で名称を表記できないあんな食堂とかがあった、昔のダイヤ街チェリーナードが懐かしかったりする」のですが、、、
客観的に再開発は大成功だと思います。
ちなみに帰り道はサクサク歩いたので、20分ほどで阿佐ヶ谷駅に到着しております。
えー実は個人的にここのとこ両膝の具合がイマイチでありまして、
画像撮影込み45分ほど歩き詰めたところでもう限界と、足早にパールセンターのサンマルクカフェで一服と、お店に入ってみたところ「喫煙席が無い、、」。
ダイヤ街の再開発じゃありませんが、時代の流れですね。
私は禁煙で残念だったのか?
いえいえ、膝の状態が状態なもので、はー一息つけたと休めたことで十分満足でしたww
(古い人間ってか、もう”いい歳”です)
2017年10月01日
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