さて今回は賃貸ベテラン向けのミニマルコンパクトの紹介です。
条件的に審査基準も緩やかで(物件概要参照)、大手管理のオートロック物件を希望するタイプの方では無く、自己責任でハイCPを重視される賃貸強者なベテランの方(或はバックパックで一人海外旅行OKな方)にとってなかなか有力な内容となっており、まずこの辺から説明してみようと思います。
大前提として、地方から初めて東京進出考えられている方の誤解として東京の治安がありますが、日本の治安は大変高く、東京賃貸住居在宅中における統計的な犯罪発生率はちょっとした宝くじ当選確率より低いですから(更に言うと家屋全体においても犯罪発生率は賃貸住居より戸建ての方が多い)、
賃貸ビギナーで「とは言いつつ知らない土地で心配だ」という方にとっては、大手管理のオートロック物件が存在しています。
オートロック系物件の主たる性能は「心理的な安心感とプライバシー管理」にあって、実DATAとしての防犯性に突出した数字は無く(場合によれば狙われる)、確たる数字は無いのですが東京の基礎的防犯性は高いため「それで十分に(心理面などの)性能は確保される」と理解すべきところです。
故に心理的にもタフな東京ベテランの方には「賃貸条件の構成と賃料重視」となってくるのかなと思います。
更に言えば、警視庁のDATAご覧いただくのが一番早いのですが、物件の内容より犯罪発生率は立地条件に大きく左右されます。物件所在地の方が数段重要だったりするという事ですね。
今回の物件は杉並区本天沼という文教地区且つ杉並でも有数の閑静な住宅街となっており、
この辺は十分にプルーフされています。
早速荻窪駅からスタートです
以前(数か月前でしたかの)荻窪レポートとほぼ同じ駅東側の八幡北上ルートなので、
若干画像も角度変えつつお送りしようかと思います。
駅前商店街から
いつもの駅東側交差点を渡り
小さな商店街を抜けつつの
地元バイパス道になっている八幡前を通過
閑静な住宅街を直進
過去レポート地点を横目にそのまま小学校交差点へ向かいます
だいたいこの地点で徒歩10分ですね
この先は更に閑静な戸建て地区に入りまして
ちょこっと入ったところで到着です
ロフト付きコンパクト1Rの間取りがこちら
ロフト付きを探す場合「ロフトが物置状態でもOKな床面積の広さ」が基本ですが、今回のお部屋は床面積12平米となりますので(資料上は5.5帖)、メインフロアだけの広さは基礎的水準(木造APの場合だと16平米前後)を下回ります。ロフト(資料上2.5帖)を有効活用することが前提の間取りかと思います。著作権の関係上公開できませんが、このロフトは使える内容があると判断しております。
ロフトを意欲的に活用する方向けのお部屋ですね。
【物件概要】
JR中央線(丸ノ内線)荻窪14分、杉並区本天沼3、築昭和61年、木造2階建ての2階、12u(ロフト2.5帖付)1R、
エアコン、IHクッキングヒーター、室内洗濯機置場(バルコニー)、
外国籍、二人入居、生活保護相談
鍵交換代20,000円(税別・契約時)
退去クリーニング代30,000円(税別・契約時)
保証会社要契約(初回賃料総額50%、更新年1万円タイプ)
賃料4万7000円(共益3000)、礼敷0/0
小規模住宅でもあるので、プライバシーに配慮して
この画像に写っているタイプの物件です(でご理解くださいませ)
木造の中でもカチッとした造りが特徴かなと思います。
条件ご覧いただいたそのままのハイCP、
確かにハイCPだけでゴリゴリに探せば(洗濯機置けないもアリで)三鷹徒歩15分以上なら4万前後のお風呂付も探せるのは事実ですが、荻窪徒歩15分以内で有力な住宅街立地を前提に考えれば十二分にハイCPであると言えるでしょう。
信用ある中堅サブリース系管理会社の物件。条件も合理的に詰められた内容です。
周囲の環境はそのまんま閑静な住宅街
今回は前回の八幡方面レポートで行けなかった教会通り商店街へ抜けるルートも紹介します
(近道のルートは無いので、何気に迂回する形となりますがダイレクトに教会通り商店街に出る事ができます。)
八幡へのルート上のこの地点から駅西側方向へ
住宅街を抜け
そのまま真っ直ぐ直進すると教会通り商店街の角に接続します
このような小規模な商店街ですが、
荻窪住民的には最強ランクの楽しめる商店街となっております、
この商店街が駅西側交差点に接続しており
私は、ここから歩道橋上って荻窪駅北口からの帰投かなと、
などなど、生活利便性や商店街の使いやすさなど中央線内において荻窪は有数の存在で(中央線長い人にとっては吉祥寺より荻窪のがはるかに上)、大変暮らしやすい街です。
などなど、今回の物件は賃貸ベテランの方にはかなり有力な内容ではなかろうかと思います。
次回はホテル的概念のビンテージ系1Rを飯田橋からお送りする予定です。
2017年12月07日
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