間取り見ただけでもグレードが違う事わかります。
(今回は往年の分譲賃貸で、所謂高級志向や『分譲キラー』ではありません)
違いの分かる大人ほどその価値がわかると思います。
千石紹介するといつも立地がほぼ同じなのは、ちょうど不忍通り沿いが土地の用途指定的にもマンション供給ラインだからだと思います。
今回もほぼほぼいつもの場所ですから説明は省きます(マルエツまで1分ですみたいな)
重要なのはなんといっても間取りで、ご覧ください
30平米越えの1Rストゥディオです
パット見、元の間取りは1DK和室6帖かな?わかる気がしませんか。
(ちなみに方位は北東となっており、二面採光ですから”どっちかが東向き”理解でも問題無いと思います)
構造上間仕切り本棚の配置で簡易玄関ホール化も簡単、横玄関で現代的な1Rストゥディオにしてますよというお部屋。B・T別も明快に配管最短距離を実現する管理上安定の設計。
さてみなさん30平米越え1Rといえば、このブログでお馴染み「30代中堅いつかは30平米超える9万代」というフレーズありますが、今回の部屋の条件は如何に。
↓
【物件概要】(空き予定なので一部情報は自主規制)
三田線千石7分、JR巣鴨14分、文京区千石2、築1978年、RC造7階建ての中層階、31.49u1R、
分譲賃貸、エアコン、フローリング、B・T別、ガスコンロ二口、温水洗浄便座、室内洗濯機置場、独立洗面、インターネット、自転車置場、角部屋二面採光、
鍵交換代:23,100円
保証会社契約要(賃料総額50%、年更新1万タイプ)
賃料7万6千円(管理9000)、礼敷1/1
ダントツ、25平米無駄に広い1DK8.5と同格ですよ(しかも文京区)
条件の鍵は殊更に高級系造作ではないことと、築年数でしょう。
(ちなみに外観は当時の往年建築で高級感のあるガッチリしたものです《意匠としてはペアシティに似てるかな》)
RC造の築年数を理解されて無い方が多いから、違いの分かる大人だけ得をする構造となっておりまして、この部屋発見して契約できた方は(知見の勝利と申しましょうか)能力勝ちです。
●所謂よくある希望条件から外れているジャンルであることも安さの一因かもしれません
「この資料を見つける人は”二口ガスコンロ25平米以上B・T別”希望」の人かなという推測から(30平米以上を条件にする人は限られていたりするのです)、その相場内に収める形の利回り計算となっているのかもしれません。
※ちなみにretourでは(いつでも個別例外は存在しますが)基本的に『春のシーズン』(2月、3月)での部屋探しを推奨しておりません(需要が集中する事空室リリースの遅れで”見かけ上の需要が倍化”相場が高くなるだけでは無く、供給遅れで本当に空室が不足するためです)。
昨今の供給状況から考えると空室母数が需給実態を反映し安定するのは6月以降かもです。
2023年02月16日
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