俗に言う夏休みやお盆帰省期間には業界全体が休止します。
(retourはコロナ以降変則となってるので少しズレますが《HP公開資料メンテは今週休止です》)
理由は簡単で、
「一般店舗に顧客がこないから(というかこの時期引っ越しする人がいないから)」です。
正月の休業と同じですね。
特に今年は来週など台風が関東にもということなので、外出すら控えましょうとう時に不動産が動くことはありません。業界的に細かい事を言えば、広告配布なども早すぎると店舗内での資料の閲覧順が埋もれてしまうので(また空室期間が長いことをネガティブに評価されるケースもある)、現空だからといって即日募集資料が配布とならない場合もあります。
過去にも説明しましたが、12月などの空室の場合(管理会社と大家さんなど協議の上で)「1月の成人式以降に」などとなる場合も珍しくありません(退出後のメンテナンス業者さんも休業時ですし)。
半面、賃貸条件の最安を狙うなら8月末から9月が”夏相場”なのは事実ですが、
どうでしょう、今年の天候を考えると、熱射病他これは命の危険に及ぶ話になりますから、無理を推して夏相場に絞るのはちょっお勧めできないです(引っ越し業者さんの心配もしなければなど気苦労もありますし)。
●確かに”夏相場”は最安ですが、これは「ハイCP狙いの方にとって」でありまして、
前述のように、戦闘力の高い空室は無理にその時募集しなくてもとなりますので、10月などの引っ越しピークに合わせて内装他準備して募集してもよしわけで(夏季はそもそも顧客母数が少ないので広告の費用対効果も薄い)、選択肢が最も多いという意味ではありません(そこを狙うなら6月でしょう)。
「その千円の差が大きい」という見解もあるかと思いますが、
比較母数が多い方が(根本的にこの部屋なら平米数少ないが《=相場母数自体安い》有かも知れないなどの想定外候補発見の可能性もある)、広い意味で選択する側の利益は最大になると思います。
無理に引っ越しを強行して倒れても大変ですし、
この時期引っ越し検討される方は、「まず長期天気予報を見ましょう」。
(不動産情報は存外に天候条件に影響受けます)
2023年08月10日
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