2024年08月15日

今週は国交省お盆休みにつき、物件レポートはありません

※業界的に8月中旬は夏季休暇につき、お盆期間は問い合わせ等もサスペンドとなります。
(というかこの時期の引っ越しは命に関わりますので避けるが吉ですよww)
 ↑
ハイ、このままなんですが
業者専用の国交省不動産流通DATAベースのREINSも休業です
ぶっちゃけ何もできませんので、今週は物件レポートもございません。

暑いですよね〜って、アレですけど
『住まいの心理学』でレポートした「窓にプチプチを貼る断熱」がすこぶる効果的なので、
こちらにも転載ではないですが、少し解説しておきます。
■断熱そのものからですが、
日本の非木造建築は(特にRC造)実質断熱材0が多く(梅雨があるため外断熱工法が使用されることがほとんどないため)、私が日本の集合住宅で一般的過ぎる(古築木造APだけが例外)掃き出し窓に批判的なのもそのためです(ベランダバルコニーからガンガン熱が伝導する)。
過去の内見でも、窓際の床で目玉焼きできるんじゃないかという熱を感じたこともありますし、ルーフバルコニーはいいのですが、日当たり良すぎて灼熱地獄みたいな1Rを体験したこともあります。

この点近作の2×4木造アパートはすこぶる高性能であり(ガッチリ断熱材が入り、MSに比べて3割光熱費が安いと豪語する建材メーカーもあります)、遮音性も鉄骨造MS同等なので、2×4の木造高級アパートの評価はもっと高くてもいいのですが、
●原状回復の心配無く入居者が簡単に効果的な断熱対策ができるのが「窓」というワケです。
(ちなみにRC造の場合、バルコニーへの水打ちも有効です)

世の中には断熱省電力マニアみたいな方もいらっしゃって(笑
窓を発泡スチロールで塞いでしまうなどという強硬策もあるんですけど、「流石にそれは、、、」という時の合理的方法が、通称プチプチと呼ばれるビニールの梱包材を窓の内側に貼るというものです。
(100円ショップで窓断熱材として販売されているものもあります)
そこで実験してみたところ、
粒の大きいプチプチが美観含めて非常に効果的であることが判明しまして、
(しっかりマスキングテープで貼れば止まります)
開閉する側の窓は、通常タイプのプチプチ(全開することがないなら半分は大粒へ)、開閉しない窓を大粒のプチプチを貼ることで「エアコンの設定温度は1℃下がります」。
(大粒のものはamazonなどで購入可能)

※効果の証明として、少し幅広のテープでしっかり貼っていないと「プチプチと窓の空間の空気が高い温度になり接着力が下がって剥がれてきちゃうんです」←それだけ閉じ込めることに成功している。

断熱材ですから、冬は温度が下がらないということで、
一度貼ればフルシーズンそのままでOKですよ。


posted by iwahara at 22:53 | 売買や賃貸の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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