以前紹介して以来青山1丁目としては度々「空室ないでしょうか」と話題に上る事も多いあの大人のマンション『シャトレー青山』に、今回力作リノベーションされたお部屋が空室募集です。
以前の紹介記事はこちら〜
http://retour.seesaa.net/article/9817675.html
http://retour.seesaa.net/article/9939037.html
外苑から青山は基本的に商業ビルが多いですから、内容のいいマンションがあるようで実はなかなか探すのが難しい(住居地域として供給量が多いのはとなりの赤坂方面なので)とこなのです。立地としても青山墓地が広大な敷地を取っている事もあって、「青山1丁目近隣だな」を満たしている中で静かなマンションとなると、これがなかなか難しいんですよね。
そんな中こちらのマンション
とても貴重な存在になります、
さて、昨今の青山1丁目近隣の現況はどうなっているかと言いますと
正に駅裏すぐそこに三井さんのタワー型が完成しています。
「あれ、いつもの(三井)デザインと違ってないかしら」
と思ったら、こちらは本格的な意匠デザイナーのコラボレーションで企画された『分譲キラーを超えた賃貸マンション』なんですよ(というか超えちゃっているので賃貸マンションという呼称は正しく無いかもしれません)、
こちらのサイトに詳しく説明あります。
http://www.aoyama-tower.jp/index.html
サイト見ていただけるとすぐわかりますが「ほとんど高級ホテル」的賃貸で、明らかに一般の賃貸とは一線画すものです。単純比較するならちょっと前にレポートした『パシフィックタワー麻布十番』の方が断然CP高いのですが、完全にキャラクターが違っていて海外なんかでは珍しくない”ホテル住まい”を取り入れたこれまでに見られないようなコンセプトで「区分所有自主管理」なる分譲ではとても実現できない高級さを目論んだ意欲作なんですね。
「分譲に比べて、生活の豊かさは賃貸の方が上である」って事を証明しているような物件です。
さて、何故に『シャトレー青山』のレポートにこちらの”ホテル住まい賃貸”を合わせて紹介しているのかと言えば、それは正に青山1丁目の”場所におけるパワーバランス”なる、なんて言えばいいでしょうねぇ「その場所であるが故の存在証明」を知る上で典型例になるかしらと、そんな意味です。
いかにその近隣にですね、静かな大人のマンションとして知られる『シャトレー青山』の希少性とコストパフォーマンスが高いのか、
わかってもらえるのじゃないかと、そんなワケなんです。
物件概要です
銀座線・半蔵門線・大江戸線青山1丁目徒歩2分、港区南青山2、RC造5階建ての3階、築1976、35.89u1DK系のストディオ、物件名称『シャトレー青山』、バストイレ別、エアコン、TVモニター付きインターホン、ウォシュレット、光ファイバー、日当たり良好、ルーフバルコニー、事務所不可(SOHOのみ相談)、お子様不可、保証システム加入必須(賃料0.5ヶ月)、
賃料17万円(管理費10000円)、礼敷1/2
管理会社アーバンホームズ(03-3403-2581)担当:吉村
さて、改めてお部屋の中ですが
今回のリノベーション企画は、アーバンホームズの吉村さんが自ら企画した意欲策で工務店主導のステレオタイプなものではありません。
これが今回のお部屋の完成度の高さの秘密になっています、
まず「1DK”系”のストディオ」というのは、このように間仕切りが最初から半開放しているからで(最初から完全に閉まる構造になっていません)、あくまで寝室の一部をプライバシーとして一部が死角になる程度のオープン構造になっています。
ここには使い勝手として半透明の間仕切りの裏に開放型の収納棚が作りつけ(現在工事中)られていて、半透明の引き戸を外してもOKな設計になっているんです。
でこちらが奥の居室。
白木の無垢材”調”のフローリングがデザインの特徴になっています。
そうなんです、このフローリングは「白木の無垢材”調”」なんですよ、とてもこれが樹脂製には見えないでしょう。木目もあれば白木の節まで再現された最新式のフローリングタイル等の呼称で呼ばれる新素材で工法のフリーリングと同じ、
しかもワックスも必要無く、非常に傷に強い素材で最近リアルウッド以上の素材として注目されている床材が使用されています。
ですから、とてもお部屋が明るいんですよ、
カウンターキッチン
キッチンからの見出し
水周りです、浴室と
レストルーム
ここがu数的にではなく、導線的な設計の上手さでほとんど”パウダールーム”と呼べる広さになっていて「ひとつ部屋が多い」感じさえします。
システムキッチン
いたるところに窓があって、明るく風通しがいいことも特徴です。
TVモニター付きインターフォンにも特徴があって
玄関に訪れた人を録画する機能付き、防犯的効果も大きく細かいところへの気配りがあるのは流石不動産会社の担当である吉村さんならではと言えるでしょう。
床材の選定にしても、退出時に汚損破損が無いように強度やメンテナンスが楽な新素材を導入する等見えないところで入居者の生活重視の設計を感じます。
さて、実際にお部屋の雰囲気はと言えば、
一見女性向のお部屋に見えますが、こちらは趣味性の高い男性や働く女性のお部屋に感じますね(グランハイツ代々木のBタイプより”優しい”感じです)。イメージが”クレバー”だからです。確かに間取りの関係でu数が4uぐらい広いとベストかしらとも思えるんですが(キャラクターは40uストゥディオ)、持ち物もカチッとタイトな「仕事の似合う方」にベストバランスだなと、
つまり無駄に広い部分が削られて、光熱費含めてタイトな部分はタイトであると。窓の多さとルーフバルコニーの存在で体感上の広さは間違い無く40uストゥディオ(『パシフィックタワー麻布十番』のAタイプによく似ています)で、「薄型TVとヴァジェットハイファイ・オーディオ」を選ぶ事でぴったりその部分(4u)がカバーされる感じになるので、家具の入った感じもクレバーが似合うお部屋になります。
収納と間仕切りの感じは、
→へパーン
開いて
生活重視で「仕事先から早く帰って静かなお部屋でリラックスしたい」なあなたにピッタリのお部屋ですよ。
2007年10月01日
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