402Dはキッチン横向きタイプなので04系Bに継ぐ抜けのいい部屋です
ほんと、デザイナーズ系のフロアに障子が似合いますね〜
このお部屋は天井残りだったりと、スケルトンの度合いに差があり。
そして床の仕上げが昔の造作の関係で違っていて(接着用の部材が塗料のようになっているのかもしれません)、ツートンカラーに
同じ02D系の302はどう変わるのかといいますと
床がオフホワイトのCF張りです、
開発にあたっている担当の方のお話ですと「若干ビギナー向けの大人しいスケルトンも考えて」、実際上層階のリノベも進行しているんですが、完全スケルトンなお部屋は少なくなる方向にもあるかも知れない感触でした(完全スケルトンのお部屋のインパクトが強すぎるのでヴァリエーションも含めて検討しているとのお話)。
「改装可能の延長で、入居者判断で”よりスケルトン”は相談可能でしょうか」
と確認すると、
「撤去費用等は原状回復含めての入居者負担になるので、完全スケルトンでの入居希望なら早いうちに現在の”スケルトン度の高い部屋”で契約された方がいいでしょう」という事です。
やはり若干部屋の”抜け”というか素材的な高級感は完全スケルトンの方が上ですね。
次に変則系の301D
2Rの間口が特有のデザイン性を持ちます。
この構成がユニークなので、あえてこの部屋はスケルトンリフォームの中で唯一「壁抜きしていない部屋」です。
キッチンの出来栄えが素晴らしく
カウンターキッチンでは無いんですが、オープンボックス型というかDK風サービスエリアとの繋がりもいい感じ
ちょっとフロア側に角度を変えてもう一枚(キッチン方向から)
特に洋室がNo1の出来栄えで
誰が内見しても、この洋室は1発で「ここの空間はいいねぇ」と感じる筈です。
角部屋の角って事もあって「一番いい場所を切り取った」感が強く、名目上はルームシェアに対応する2Rという構成なんですが、正直言ってシェア向きのお部屋じゃありません。
想像以上に完成度が高く、若いご夫婦にピッタリ。
なんとも表現が難しいところなんですが恋人関係的婚約者の方(若干不動産用語調になっております)ではなく、この部屋は結婚を前提としたカップルのお部屋だと思います。ここは『プロの勘』としか説明できないんですが、なんとなくわかるんです。
寝室となる和室も馴染みのいい造り(ちょっと安心しますよ)
間取を見たときには「せっかくスケルトンな企画なのにどうして」と思いましたが、内見で納得です。長坂氏の判断は正しいですよ、
壁抜きしていなくてもスケルトンデザイナーズに仕上がってます。
玄関からの幾何学的な遠近法も効いて最も高級感があります。
次に向かうのは初回レポートで既報の03C系
3階の303Cに向かいます。
おさらい、403C(ほぼ完全スケルトン系)はこうで、
↓
303Cは
床だけオフホワイトCF、天井はスケルトン
このままの状態だと、色温度の関係で床が(白で)浮いて見えるので、体感上の天井高が随分低く見えちゃうんです。
ですが、天井残しだとそれはそれで「ウーン」な一面もあって、
この部屋は「天井をホワイト系で塗装するのが前提(それだけ天井残しより開放感アリ)」と考えてください。
この収納もクルミ等の付板仕上げにしてオイルフィニッシュにすれば見違える高級感になります。この403Cは上級者向けかもですね〜
天井が抜けている事のメリットは他にもあって、
前回レポートのモデルルーム404B思い出してください。
天井からカーテン下がってませんでした?
そうなんです、スケルトンリフォームの天井には
一定間隔でアンカーボルトのネジ穴が空いていて、自由にカーテンや簡単なパーテションなんかを吊り下げる事ができるように細工されています。
「自由に間取を造れる」ようになってるんです。
さて、今度は公道に面している方の角部屋05系のAへ
<つづく>
2007年12月24日
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