「代々木上原戸建、売買価格:5億2800万」
何点かポイントがあります、
◆上原3丁目の土地249.91u(75.59坪)
これだけの土地をこの立地で手に入れることは半端な事ではありません。
◆築年数:昭和62年(木造一部鉄筋コンクリート)ですが、まったく心配いりません「今回の売買にあたって修繕費8000万かけています」、画像をご覧いただければわかると思いますが、内部は新築同様です。
◆肝心要のプール
アメリカ映画のワンシーンみたいに「ブラシを持って(15Mもあるので家族総出で)掃除しなくちゃならないのか?」その心配も杞憂です。地下のプールには循環設備があり、塩素の調整をして「水をためて使えばほとんどメンテナンスフリー」なのです。
「さ〜てプールで泳ぐから水を張ろう(何時間かかるのか知りませんが、、)」これだとかえってメンテナンスが大変なのです。
現在大規模修繕中で全部のお部屋を紹介する事は出来ませんが、その魅力は十分わかってもらえる筈です
1階和室は「茶室」です、そして広いキッチンが目を見張ります。後半で画像でもご覧いただけますが、キッチン中央には畳1帖ほどの収納付きテーブル(ダイニングではありませんよ)があり、ファミリーレストランの厨房並みの機能性を確保しています。そして暖炉付きのリビングも秀逸な出来栄えです。
地下プールと、1階庭の同じ位置に4つのメッシュがありますが、これはガラスブロック(開閉式)で、地下プールに光が取り込めるようになっているのです。
特筆すべきは2階の子供部屋で、このお部屋はロフト付きでここの設計がとにかく素晴らしいのです。
バスルームは2階にひとつ、地下にはジャグジーバスとサウナの設備があります。
話が重複すると何なので、このまま物件概要に突入しましょう。
千代田線・小田急線代々木上原6分、小田急線東北沢6分、渋谷区上原3、
土地:公簿249.91u(75.59坪)、地目「宅地」、第1種低層住居専用地域、建ぺい率60%、容積率150%、準防火指定、接道公道5M、所有権
建物:木造一部鉄筋コンクリート、築昭和62年4月、公簿449.21u(135.88坪)、現況「空室」、ジャグジーバス・サウナ・プール、リモコン式ガレージ(専用1台)、食器洗機、システムキッチン、ウォークインクローゼット、プライベートバス、暖炉
引渡し:相談(大規模改修工事中)
価格:5億2800万
外観から室内、設備にいたるまで新築同様です。
内部が非常にいいんです(大規模改修の内容の良さが伺えます)。基本設計の良さも格別で、1階と2階地下のキャラクター分けがとても良くて、特にプールのある地下は「棟とは別の施設」のような感じがします。
外観も、ほとんど新築一戸建て。
玄関ホールから吹き抜けの階段、とてもシックです。
暖炉のあるリビング
明るくてとても素敵なリビングです
キッチン
茶室。「竜王戦第二局」みたいな出来栄え
4帖半はあるランドリールーム
ここはキッチン隣のスペースなのですが、とても爽やかで明るく清潔感があります。
暖炉脇からの庭への出入り口
内装は非常にシックで、ニュートラルですから調度品を選ぶってキャラが無いので、統一された趣味性が継続していればデザインが合わないって心配いりません。
これは実はとても大事な事で、尖ったデザイナーズなんかだと家具のキャラも選ぶ傾向がありますから(賃貸なら「その時代の気分」で選べますが)、十分に趣味性を考えないといけません。
ファミリー向けの物件なら尚更です、家族で暮らすんですからある程度調和取れたものの方が落ち着きます。
リビングは「そのままリビング」「ピアノ教室」「サロン」「社交ダンスフロア」「ちょっとしたパーティーにも」「シンボルツリーを設置、日当たりを生かしたグリーンな空間に」様々なコンセプトに対応できる内容を兼ね備えています。
この「ニュートラルさと質感の良さ」は特筆でしょう。
そして2階です
<つづく>
2005年09月29日
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シアトルにもいました!/街の不動産屋さん
Excerpt: http://www.marikomitsui.com/ "お客様にとっての一番が私にとっての一番" をモットーに、常識に囚われず、 一人一人に カスタマイズされたサ..
Weblog: Blog☆『不動産業戦略e-REVIEW』 編集長 不動産ブログ日記
Tracked: 2005-09-29 12:49
私が「車好き」だとします
年間予算100億を越すフォーミュラーカーの世界はそりゃ楽しい話題のひとつでしょう。
クラッシックカーの有名なコレクターの世界も「日常会話」ですよ。
F1やWRCを「贅沢だブルジョアだ」?
私が「芸術家」だとします
「ルーブルはブルジョア志向で嫌味だ」?
私がアパレルの駆け出しデザイナーだとする。
「ミラノコレクションは成金趣味だ」?
実際私はオーディオファンですが「某社長にリビングに似合う重厚なクラッシック向きの」と質問されれば「スチューダーとミュージカルフィディリティ(真空管)でスピーカーはタンノイ」答えますよ。「JAZZクラブのライブ感重視のマスターに、生生しいかんじで」と質問されれば、「マランツのCDに、ハイパワープリメイン、スピーカーはJBLのバックロードでいきましょう」言いますよそりゃ
で、自分のシステムは?
30年もののアルテックディグ(中古)、20年もののパイオニアパワー、電源スイッチ入れっぱなしのプリアンプ(真空管)に、20年もののマランツのCD60「自分でもベストだと思っています」。
「ハイエンドオーディオを撲滅して、一体何処に文化としてのオーディオが在り得るのですか?」
実際私は「風呂無しアパート2部屋を借りる」という異例の賃貸生活をしていますが(笑)、「2万5千円のお部屋・デザイナーズ・インテリジェントビル」仕事の範囲は広いですし、そこに全く違和感はありません。
現実映画関係やデザイナー関係のお仕事されている方は、動くお金の大きい世界に暮らしていても「自分の暮らしは質素」だったりしますし
「製作にかけるお金を惜しまないので、家賃なんぞに10万使うゆとりはない」という方多いです。
だからといって「質素な作品を目指すのでしょうか?」
人の生活とは「選択されるべきものです」
『ノーブレスオブリージュ』
高所得の指導者階層の暮らしは、決して「贅沢で幸せ」や「遊んで暮らして放蕩三昧」なワケがありません。
「所得200万のスローライフ」は「所得1億円のビッグショットの人生」と一体なんの違いがあるというのですか?
この両者が友達だと変なんですか?
自由主義とはそういうものでしょう。
自分の足で、自分の力で、与えられた環境の中から「自分なりの人生」を選択するインディペンデントな魂無くして、何が実存ですか、いったいどこにレーゾンテートルがあるというのでしょう。
不動産の仕事をいているとよくわかります。
5万円のお部屋を探してるお客さんと、30万円のお部屋を探してるお客さん、期待に光る目の輝きは「全く同じです」。
そして、「こんな雰囲気で、こんな街で」両者に違いなんてありません。
違いがあるとするなら唯ひとつです。
今の自分の暮らしを、責任ある自分自身の意志で選んでいるなら、そこに一辺の後悔等無く、その“今”を幸せだと感じる事は、自らの尊厳を賭けた自我にとっての努めです。
「胸を張って誇り高く今私は幸せなんだ」と、
次の目標があるなら、それは「先の話」ですよ、
人生の目標とは「今の自分をさげすむための方便ではありません」。
「こんな暮らし惨めで嫌だな」
暮らしが悪いと嘆いているのではありませんよ。
この台詞は「自らの人生を辱める差別主義」であり、それこそ「人の人生を勝ち組みだの負け組みだのと平然と言ってのける拝金主義そのものでしょう」。
retour東京:web担当主任岩原として、これまで紹介した『ベスト部屋パルムドール』は?
http://retour.seesaa.net/article/1532905.html
「異議無しです、千駄ヶ谷の狼です」
10億のお部屋を「こいつは凄い、こんな人生が、こんな生活が、こんな素敵な会社が、、」それを微笑みながら論じる事は
「決してブルジョア(死語でしょうこれは)路線なんかではありません」