間取を見た瞬間、
カッコいい～
ズバリ住みたいっ
個人的趣向がかなり入っているので、何ではありますがこういうお部屋に私は目が無いんです。
確かに黒川氏の中銀の現在はハードに違い在りませんが、意匠とししては”ポップな感じ”なので銀座系ならこちらでしょう（残念ならが今は住居はありませんが）。代々木だとコレかな～
この渋谷系広さは15.2㎡「ちょっと広いかな」とも思いますが、真っ二つに半分が水回りですから、居室のコンパクトさは申し分ありません。この4帖って他に無いサイズが又いかしています。「どうなのこの4帖」って、と意味も無く言いたくなりますが絶妙な間取ですよこれ。
都市部のコンパクトな住居のハード性ってのは、そのまま街も自分の”シマ”の一部と化すことで住居という空間に縛られずに（ずっと部屋にいてもですよ）「外側の空間」が認識されるところにあります。言うなれば馴染みの喫茶店のボックス席に落ち着いた時の在り様です、
どこの世界にも喫茶店のボックス席の広さを6帖欲しいなんて人いません、
シンプルに暮していれば、「どこにでも手が届く」事はあっても何かに不自由する事はありませんよ。
さて、そんな素敵なこのお部屋は”円山町”にあります（おっキタキター）
早速渋谷駅から向かいましょうか。
ハチ公口から向かうなんてルートは遠慮して南口からマークシティーの裏（井の頭線西口）を抜けていきます、
この界隈は夜の街でも静かなもんですよ、
学生の頃古着なんか買った百軒店を尻目に、神泉に向かうならここって交差点へ
道玄坂交番交差点
とこの先はみなさんご存知の『円山町ホテル街』で
当然どこもかしこもホテルです
そんなホテルとホテルの間に
半端じゃ無いっスね
こりゃ本物のハードボイルドですよ。
実は最寄の駅は神泉なんですが、ここ近所で暮してる方にとっても（神泉は立派な住宅街ですから）「電車乗るなら渋谷いっちゃうね～」なところなので、神泉駅界隈は「生活のための街」って感覚になるでしょう。
やれやれこれはマジに「こういうタイプ好きな人」にはお勧めですよ、
こりゃ滅多に無い、そうそう無い、
1月早々の空室情報なので、先週の週末で既に申込の１件ぐらいはいっていてもおかしくないのですが、ここに住める人は「こういうタイプが好きな人」ならラッキーですね～
物件概要です、
JR渋谷９分、井の頭線渋谷５分、井の頭線神泉３分、渋谷区円山町、RC一部木造4階建ての4階、築1971、15.2㎡１K、エアコン（残置）、浴室バランス釜（シャワー付き）、洗濯機置場無し（近隣にコインランドリーアリ）、自転車置場無し、事務所使用不可、エレベーター無し、
賃料6万2千円（管理費3000円）、礼敷2/2
物件概要に「無い」ってのが多いところが又カッコいいです。
コストパフォーマンス云々考えるレベル超えているので、
こういうお部屋はノー文句1発内見1発申込系ですね。
こりゃいいやと、思いつつ踵を返します
夜の道玄坂はお正月シーズン（帰省している学生も多い）ということもあって普段以上にとても静かで、平和な感じすらします。
個人的には、あんまし渋谷を出歩く人間じゃないんですが（ちゅうおうせん系なので）、
「うんうんこの辺はいんだよね」等と思いながら歩きます。
やっぱ南口は空いてますね。
次回はまだ未定なのですが『狭山フラット』的な（郊外作戦）別の解釈”分譲キラーの場合”を予定していますよ～
あれは03年初めの部屋探しの際、東急スカイラインアパートの裏手に道玄坂アパート（1969年完成）ってのがあり、ワンフロア３戸で募集の部屋はドア開けて直ぐ床がタイル張りの洗濯機置き場そして流し台、フローリング（四角形の昔風）６畳（ウナギ部屋）ぐらいに収納一間（襖なし）に流し台、そしてバスルームの圧迫感が凄まじくドア開けてすぐ左に小さすぎる洗面台が横付けされその向かいにトイレ奥に浴槽これ全部併せて1畳半ほど、14㎡ぐらいだったと想います、一番広く使いやすそうな形のでも20㎡ぐらい、玄関ドアはブルーの団地風で何故かドアのポストが横じゃなく縦で珍しかったです、フロア違いで異なる部屋（同じぐらいの㎡数）も似たり寄ったりで・・
ＥＶ無し確か4～5階建てで管理は東急プラザ内の東急リバブル、オーナーが目白在住で契約には執事が来ると言ってたのが印象深いですね。
話題少し逸れますが、ホームアドパークに同潤会上野下アパートが5万円台、24㎡の角部屋3階2Ｋが出てましたが年明けにチェックしてみればどうやら成約みたいでした、同潤会のでは江戸川アパートメントぐらいでしたみすぼらしくないのは（88年以降現存したの一通り含めて）
テオレマさんアドパークはここだけの話、最も登録情報の信用性の無いサイトですので（これ運営のアドパークの責任ではないのですが、利用の形態からその傾向があるんです）、
「執事」いい響きですね～
違った意味でもハードボイルドかも知れません。
上野下アパートメント、居住者募集しているということは当面存続するということですかね。三ノ輪が終焉を迎えてしまったので、最後の同潤会アパート。どういう人が契約したか気になります。
温存するにも完全オリジナルなレトロな部分を生かしての可能性もありますが、リノベの費用に余計お金がかかるかも知れません。
しかし、プロトタイプとなる再生モデルが将来出てくるかも知れませんね。
ともかくサブプライムの関係で外資を中心に民間の開発資金は停滞していますから（連動して中小業者の開発も模様眺めに入ってます）、思った以上に存続が続く可能性もあるかもですね。