そう、ここはクリエイターの街です、
「職業がクリエイターだ」とか、「私は創造的な人生が目標だ」これどっちでもクリエイターでしょう、何もデザイナー御用達なんてことはありません。
そして特徴的なことは、綺麗な築浅マンションエリアではないって事です、世田谷なんかで御馴染みの「お風呂がバランス釜」なんてーのがゴロゴロあります。
実際ここで築浅でカッコいいのを探せば、その相場は跳ね上がりますが、幹線道路沿い以外は低層地帯なこの街の賃貸住居は「なんてことないバランス釜の部屋」が意外と多いのです、
そりゃ東京都心での暮らしが似合う人は「タフな人」って事にもなりますから、恵比寿の暮らしっていうのは「お洒落で素敵」なんてものではなく、もっと生々しいものです。
そんな世界がむしろ『カッコいい』
さ〜みなさん、そんな恵比寿を代表するリーズナブルなマンションがありますよっ!
知る人ぞ知る「長者丸ハイツ」です。(今回紹介するのは新館です)
そんな恵比寿の暮らしと言えば、
スーパーって言うと西口紀伊国屋か、ここ駅ビルアトレの成城石井です。これ恵比寿では貴重な存在
長者丸は白金方向なので、スカイウォークをするすると進みます。
けっこう「スカイウォークを歩く」人が多く、ゴッツイスピードで恵比寿ガーデンプレイスに到着してしまうのです。
ここに食料品買出し、第二の拠点が
三越地下二階フードガーデンへいらっしゃいませ
やはりタフですね、、恵比寿。
物件はガーデンまくって白金外苑西方面なので、坂をトコトコ降りていきます。
そこに。
元ピンクと思われる強固な筐体が、淡い紫色に聳え立っています。そうですこれが長者○ハイツ新館!
外苑西と首都高至近、
ここは上も下も(上歩いてたら大変ですが、、)ほとんど歩行者がいないのです。「車の道」なんですねー
なので、この長者○は、どこかひっそりとな厳かしさで、空へ突き抜けているのです。
さて現在の空室ですが。
こちらは2階(13万円47.6u)
こちらは3階(9万2千円31.4u)、4階(11万円31.4u)
4階が随分と賃料が高い気がしますが、それは後述
物件概要です
JR恵比寿14分東口の場合(スカイウォーク出口から9分)、地下鉄南北・三田線白金台10分、品川区上大崎2、フローリング(4階はCF)、エアコン(1LDKには2基設置可能)、事務所相談、ペット相談(大型も内容により相談)、築1981.3、RC7階建て、賃料331号(31.4u)9万2千円・441号(31.4u)11万円・223号(47.6u)13万円、礼敷2/2
管理会社:ランドマスター
特出すべきは223号の安さですが、実際お部屋に入ると331号441号の体感上の広さは相当のもので、全室お勧めです。
さて、この物件の特徴は「アトリエ風の飾り気の無さ」に尽きます。
では223号から、LDKです。
内装工事はまだ途中なのですが、まだ入居予定者がきまっていないのでサスペンドしているようです(こういった作業は1週間で終了するので審査から契約までには間に合います)、その工事関係の資材が“似合う”んですよ。
わかりますか?
こういった資材や道具が似合う部屋なんです、
まるでアトリエのように。
こちらが223居室部分
どこか日本離れしています、なんと言えばいいか海外のホテルや下宿(ホテルが長期滞在の下宿兼用なんてのありますよね、それみたいです)のようで、SOHO環境考えている人にはぴったりでしょう。
まんま事務所にもこの飾り気の無さがうってつけ、
第二の特徴は「騒音」です。
車のロードノイズがガンガン入ってきます、
何故かまったく気になりません、「そんな部屋だから」です。
「しぶとい都会の暮らし」そんなイメージを体現しています。
このだだっ広い部屋でペットと暮らす、悪くありません。この部屋にしかないテイストがあります。
ただの事務所形式のスケルトンとも違う、洒落た築浅ストゥディオが華奢に見える。
そのスッキリした力強さが美しくもあります。
第三の特徴は「バランス釜のバスルーム」
このお部屋にユニットバスじゃ興ざめです。
バスルーム形式でバス・トイレ同一ではありません、同室です。
さて次は331号室へ
床材もフローリングですし、予算が限られている時にはこのお部屋がお勧めになります。テイストは全室統一的ですが、床材のキャラもあってこのお部屋が一番柔らかい感じがしますね。
天井も高くて開放的、窓から誰に見られるなんて気にする事は無いので(高速の向こうは自然教育園で、建造物は1棟も無いのです、全裸でウロウロしても平気ですよん)
さてこのお部屋が何故スティーブマックィーンの『栄光のル・マン』なのか?441号が答えです。
階段は明るくて、ここにも全く飾り気無し
4階玄関からは恵比寿の市街地が
441号室
そう、高速の上なんです。(賃料の高さもこれが理由)
バルコニーから
こ、これは「ル・マン24、ミュルサンヌコーナーじゃないですか!」向こう側に見える自然教育園の森が、まんまミュルサンヌの森
ロードノイズが気にならないって、こういう事です、ル・マン24のTV中継見ていると夜間走行なんか見てても寝てしまいますよね、人の脳にはイコライザー入っていますから、暗騒音のレベルは自然にダウンします。人通りがありませんから、人の声が聞こえる事無いんです、ただ「ウォーンと通り過ぎるロードノイズが聞こえるだけ」、完全防音オーディオテストルームの無響室に長くいるとストレスで耐えられないそうです、
つまり、暗騒音は、ストレスになりません。
(これもケースバイケースですよ、このマンションがタフな玄人好みのマンションである事を忘れないで下さい)
圧倒的にこのマンションは図面資料の段階で「却下」になります。
それの反対で、このマンションを内見した人は(これまで3組)全員正式申込の一歩手間までいきました(正式に申し込みにならなかったのは個別の理由で、この長者◎個体に対してのネガティブな評価があったのではありません)、それも「一発内見」直後の評価で、です。
この差は何でしょう?
その魅力は何でしょう?
こんな世界を知る人には馴染みがあり、知らない人には全くのナンセンスである。
これほど個性的なマンションも珍しい
私は好きです長者丸
お隣には「長者○旧館」があります
こちらは2DKタイプの和室で、時々空室があるので、興味のある方はこちら旧館も要チェック(立地からこちらはそれほどロードノイズも無い筈です)。
淡い紫に、補修の後がタトゥーのように何かを表現しているようです。
いかしたマンションですね、
「ここは恵比寿だ」って言っているようです。
ちなみに、旧館はいくらぐらいするんでしょうか?
南ではないので日照は午前中心になりますから、暑くて夏暮らせないって心配もありません。
(「横向き構造窓二面」なので、南向きの直者日光だと「すだれと遮光カーテン」必須になっちゃいます)
撮影は午後2時半頃ですが、日光の角度がおわかりいただけると思います。間口のとこで止まっていますね、これでベストです。
ハウスメーカーも本当に南向きでは暮らし難い面がある事を知っていますから、分譲ランク等になると「深いバルコニー」で、直射日光のコントロールしているとも言えます。最近は秀和シリーズのような「ワイヤー型の解放バルコニー(日当たりが半端じゃない)」じゃないので、開口面積的にも直射日光をコントロールする方向に違いはありません、デザイナー系で採用されているメッシュが今一番いいかもですね、
方位が南と西を外れていれば開口面積の大きな窓でも大丈夫です。
さて長者○旧館ですが、半年ほど前の募集内容ですと
築昭和49、RC造7階建ての4階のお部屋で2DK(45.95u)、13万です。
現在空室の賃料ではありませんので「参考までに」と、お考え下さい。
経堂辺りとそう違いない賃料ですから、同地域としては破格ですね。
名前付けるの忘れちゃって。。