このブログをよく読んでいる方なら代田橋と言えば『ガウディ』、なぐらい有名な街ですが(私の中では間違い無く有名ですっ)、マインド和亜も含めてこの梵寿綱氏シリーズだけでなく、この街には特有の雰囲気があるんです。
妙に「通俗的カッコいいとかを超越したデザイン性への親和性」があって、ウルトラ警備隊のようなマークの入っているマンションがあったり、何故か商店街が沖縄タウンだったり、ネコがとても多かったり(これほんとに多いんです)「サブカルの街東京の中でもとりわけサブカルだ(笑」ぐらいちょっと特異な街なんですね。
しかも立地的には明大前・方南町・笹塚に囲まれていながら「どこの文化にも属さない」(環七の外・甲州街道北の区画なんですが)独立地域で、しかもこの辺詳しい人以外には全く知名度が無いというですね、とても緩い感じの自由な気風の街です。
しかも笹塚まで10分ちょいで歩けてしまう(渋谷に対する神泉みたいな感じ)利便性、「笹塚徒歩で探すより笹塚駅利用するなら代田橋で探した方が賢い」と言ってもいいぐらいなとても面白い存在なんです。
(明大前にも歩けない事は無いんですが、ルートの雰囲気的に明大前は徒歩圏とは言い難い、ここはどうにも説明しようがないのですがこの辺長い人にはわかってもらえると思います)
ここに又代田橋らしい個性的なマンションがあるんですね。
えー19uで8万7千円、「ちょっと高くないですか」な声も聞こえてきそうですが公正取引委員会の基準で「ロフトはu数に含めちゃいかん」のです。ここは以前に縦に長い部屋で説明したことあるんですが、
ロフト付きを発見するコツは「u数の割には妙に賃料が若干高い部屋を探す」になりますが、こちらの物件も同じタイプなんですね、ロフトと納戸を含めると”実質25u以上”となるのです。
しかもマンションの場合構造上ロフト付きはほとんど無いので、通常ロフト付きと言えば木造アパートなんです。そんな意味でもこの物件はレアなんですよ(鉄骨造なのでロフト付なんだとも言えるかもです)、
と、ここまでの背景から「これは只者じゃ無い筈」と取材決行ですっ
街の雰囲気を掴む意味でも代田橋から向かいます。
ここが駅前で、既に「緩いなぁ何かが」と思わせてくれますね、
そして、ここの商業区画の中でも(私の中で)有名な、おもちゃ屋さんには
ごっついミニカー売ってたりします。
実際京王ストアもあって買い物には不自由しませんし、この代田橋駅まわりからして気さくでいい感じのところなのです。
ささっと歩道橋で甲州街道を渡ると沖縄タウンのある商店街へ、
えー、この実に小規模な商店街はいかにも「この街知っている人だけの空間」で、とても落ち着くところなのです。
「そうですよね」
「はい何か?」
甲州街道と環七交差点付近にも銭湯あるんですが、この商店街先にも又銭湯があって
「あれ、なぜ銭湯がこのデザインなのか。。」(ええ、後ろは普通の和風建築銭湯ーです)
ここが代田橋流ですよ、ええ。
そろそろ物件近くなのですが、ここには環七裏街道(旧街道だと思います)があって、商店街のような商店街じゃないような微妙な街を形成しておりまして
そして何故かMicrosoft社日本法人もあるんです。
どうして代田橋にMicrosoftが、、
それが代田橋なんです。
「”Windows7”開発いかがですか」等気にしながらですね先を進むと
『レンタルビデオcafe』が、
このパターンも私、代田橋でしか見たことありませんっ
な先に
あ、これだっ
スゲー尖ってる
物件概要
京王線笹塚12分、代田橋9分、丸の内線方南町8分、築H3鉄骨造3階建ての3階、19u(+ロフト5.2u+納戸約2帖)1R、フローリング、ユニットキッチン(小型冷蔵庫付き)、エアコン、光ファイバー、駐輪は不可、保証人不要システム利用可能、総戸数12、
賃料8万7千円、礼敷1/2
図面資料のキャッチコピーにも「一見の価値あり」と書いてあるんですが、これは本当に一見の価値あり。「尖ってるとこどうなっているんだろう」それだけでも気になります、
実際の居室の広さもほとんど内見してみないとわからないですし、とにかく個性的です。
立地的にも、交番のある通りにありますから何かと安心ですし、物件のイメージがこの街にあってますよ。
個性的な部屋を探している人には、好適だと思います。
さて、帰り道は笹塚へ
ここからだと、甲州街道の裏通(環七渡ると笹塚・方南町文化圏です)の商店街も使えます。
ヘアーサロンのデザインも前衛的だったりして、
という感じに笹塚も徒歩圏ですよ。
2008年03月08日
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