2005年11月06日

柿の木坂から『超高級アメリカン一戸建て』を紹介します(1)。

代々木に続き再び高級一戸建ての紹介です。
今回は15Mプールとは180度内容が異なる一戸建てで、こちらは賃貸になります。
何が違うのかと言えば、代々木がモダンな一戸建てであるのに対して、こちらはアメリカン・クラッシックであるところです。
何が同じなのかと言えば、両者ともに暖炉があるところです、

さて、柿の木坂というとαルームの時にレポートがありますが、今回の物件はあのレポートの都立大駅前から目黒通り交差点の先(北)のレポートとなります。
物件概要では最寄駅は学芸大12分ですが、都立大なら11分かなってところです。どちらともにほぼ同じ距離となります。

都立大のルートとなると、学芸大跡地八雲1丁目を通る道になります。残念な事に私はこの学芸大跡地にまだ八雲校舎があった時代を見た事が無いのですが、長尾の話によると「昔の方が風情があったな、素敵な建物だったので、文化財とか何かあのまま再利用した方が良かったと思うよ」との事、

で、実際どうなったのかと言えば、都が民間業者を意識したのか「デザイナーズ系の開発」が行われたのでした。
都営住宅・目黒市民キャンパス(図書館、ホール、セレモニー目黒、障害者センターの複合施設)。
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都営住宅「八雲1丁目アパート」
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打ちっ放し系のデザイナーズでこれだけデカイ住居を、そうそう見た事ありません。

公園部分は小さいのですが、近隣住民の方が気ままに遊んでいて、とても穏やかな感じ
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パーシモンホール
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駒沢公園のとこの都立大跡地は、民間デベロッパーが開発したのですが、随分と近隣住民の方の反対で問題になっています。
ここ八雲の跡地開発もいろんな論議がありましたが、図書館やパーシモンホール等、その昔を知らない人には「利便性の高い公共サービス」であり、都なりの「高級住宅街における開発」に違いはありません。(別の意味で「都立大自体が廃校→首都大学」の方が問題になっていると言えるのじゃないか、、、)

次の交差点には花屋さん
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八雲はとにかく「静かなところ」で、圧倒的に一戸建てが多く、交通量すら少ない感じで、品がいいって雰囲気。
一戸建ても、デザインからしてユニークなものが多く、知的というか文化的なものを感じます。


そんな街並みに、アメリカン・クラシックな高級一戸建てがあるのです。
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まず物件概要から、「間取り」です。
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東横線学芸大学12分、目黒区柿の木坂2、駐車場平置2台あり、集中空調、オーブン、食洗器、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、事務所使用相談、ペット可、築1985木造2階建て、360.06u5LDK+S+ロフト、360.06u、賃料132万円、礼敷0/4(外国籍申込の場合)・1/3(日本国籍申込の場合)・3/2(事務所使用の場合)
管理会社:ランドマスター

礼敷条件が国籍で違うのは、このお家が外国籍の方向けの内容である事と、外国には長期割引的な意味合いでの礼金の概念が無いためで、基本的には契約書の文面に違いが出るだけで、住居としての契約の内容に差がある訳ではありません。

完全な輸入住宅で、担当の大藪さん曰く「あら岩原さん。これが典型的な2×4なのよ」との事。
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玄関ドアだけでも、他には見る事のできない味があります。
年式の古いイギリス車が似合いそうな玄関

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決して「贅沢」って感じはありません。
デザインの様式ってものを感じる玄関です

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玄関寄りのトイレ
なんかいいですね〜、これだけでも。

そしてリビングです
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この広さは『15mプールin代々木』とタイプが違います。
社交を意図したものではありません。
「広く使うための広さ」ですね。

ホームシアター用の3管プロジェクターや、ティール、インフィニティ辺りの背の高いスピーカーを置きたくなりますね。タンノイのデカイ奴も似合うでしょう。
振動版であるスピーカーにとって室内容積も負荷にあたるので(アウターエンクロージュアと考えるとわかりやすいです)、大型スピーカーを開放的に鳴らすのには広い空間がある方がベストで、反響が起き難い木造住宅のほうがコントロールしやすいです。
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リビング出窓から庭
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ウッドデッキと庭
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芝はもう一度手入れしないといけないでしょうねぇ

本物の暖炉
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横っちょにウッドチップなんかが残されていて、実際に使われていた事も間違いありません。

キッチン横のダイニング
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「柿の木坂の一戸建て」そんな雰囲気ってものを感じます。
ここも広い空間を広いまま使うお部屋ですね


キッチン勝手口
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そしてキッチン
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窓のデザインが秀逸ですね。

キッチンの奥はメイドルームなのですが、流石に日本でメイドってなかなか無い話ですから、前の入居者の方もこのお部屋は食材倉庫のように使っていたようで、中には大型の冷蔵庫が入り、メイドルームの専用バスの給水管は止められています。
そうなんです、メイドルームにもバスルームがあるんです(中が倉庫状になっていたので画像はありませんが、8万円1DKのお風呂より2ランクぐらい上のお風呂でした)。
カウント開始「バスルーム1」

メイドルームです。
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全ての窓は木製の輸入部材で、映画やTVでご存知の跳ね上げ開閉式
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アメリカンです。

では2階居室部分へ向かいましょう
<つづく>
posted by iwahara at 02:18 | Comment(0) | TrackBack(2) | 不動産な夕べ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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Tracked: 2005-11-08 10:00

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Excerpt: 東京のアメリカン一戸建てが紹介されています。いったいいくらぐらいするのでしょうか。それにしても素敵な家です。 柿の木坂から『超高級アメリカン一戸建て』を紹介します(1)
Weblog:    アメリカの不動産業
Tracked: 2006-01-11 21:11
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