一瞬何がおきたのかわからないような、
それでいて、上下がどのように繋がっているのかわからないような。
パッと見「これは一戸建て系のテラスに近い」とわかる資料ですね、
物件資料にアパートとあるのは、3階建ての1・2階であるためで準借家と考えて間違い無いでしょう。
ペット相談（犬限定：犬種相談）50㎡で賃料12万
早速用賀駅から向かいます。
世田谷ビジネススクエアに若干の違和感を感じつつ静かな北側へ向かいます。
気さくな商店街を抜け
（とここで『住まいの心理学』の世田谷レポートと被っている気もしますが、、）
のどかで平和な区画へ向かいます
この村長邸跡の背景はこんな感じ
緑溢れるそんな先に
と絵はここまでなのです。
実際物件まで取材には行っているんですが、かなり撮影の難しい条件で且プライヴァシー保護の観点から（近隣に家主さんご自宅と思われる戸建も並んでいるため）「このような地域に」までで後は想像してくださーい。
物件自体は私道に面するタイプで、抜群に明るい環境とは若干違い「静かに暮す方向け」なロケーションとなります。
物件概要
田園都市線用賀6分、世田谷区上用賀3、ALC造一部木造3階建ての1･2階、築年数S56年 50㎡３SDKメゾネット、エアコン2基、CATV、全室洋室、ペット相談（犬限定：犬種相談）敷金3ヶ月（償却2ヶ月）、駐車場有（車高制限アリ2万3000円）、
賃料12万、礼敷2/1（償却1ヶ月）
通常の契約から見ると償却額が大きいように思えますが、ここは平米数の割に賃料が安いためで（内装リフォームは築年数等と関係無く平米単価のため）、賃料設定含めてトータルの条件設定になっていると考えるべきところでしょう。
間取的にも、2階の造りが非常に珍しい間取になりますから生活導線的には体感上の広さは相当なものになる筈で、一番奥の部屋を書斎等に割り振れば玄関からの距離感が”凄く遠い”ですからこれは得難い落ち着きになります。
物件イメージ含めてこの変則の間取を使い切ってCPが最大になると考えるところでしょう。
1階に関しては図のとおり間仕切りを空けてLDKとして利用するのが昨今の方向性でしょうから（横玄関なのが好都合）、かなりダイナミックに機能を振り分けて暮せる部屋になると思います。
前回のレポート同様に、選択肢にアパート加えるのを忘れただけで図面を見る機会すら失う物件になるので、部屋探しの時には（特に郊外の場合）「マンション限定」等の条件はできればナシの方がぐっと選択肢が広がるという典型例ですね。
確かにこれほどの内容の部屋はレアなので、アパートも含めるとしてもそうそう見つかるものではないかと思いますが、見落とす事を考えればやはり勿体無いですからね。
さてこちらのお部屋も春のシーズンもようやく終わりかと思うこの時期「今週の週末後も空室だろうか」なお部屋には違いありません。
この近隣には
お洒落な事務所があったり、静かながらもちょっといいところな趣もあり長く暮す感覚で探すのが向いている地域かもしれません。
今回紹介したお部屋も世田谷らしい物件と言えるでしょうね、
次回は代々木から変則的な間取の「事務所・住居双方可」なお部屋を紹介予定ですっ
