cafeとしてのその姿を現したのですっ
nagaya cafe さと和
今回は言葉は無粋にも思いますから店舗画像中心にお伝えします。


店舗オープンとの事で住居地番含めて公開

正面玄関引き戸はオリジナル造作(配置換え復旧)
この横入口”くぐり戸”は注文オリジナル
みごとに調和しています
「おじゃまします」


素晴らしいです、見違えるほどの出来栄えですっ
この店舗が”セルフリノベーション中心”で改装(監修・店舗指導・一部工事:RELIGARE→話は「お話会」から始まっているのですっ)された時限店舗(定期借家)である事等、一見さんで確信できる人はほとんどいないでしょう。
オーナーのコンセプトと”この店舗が元々持っている素性”がハマってるんでしょうね〜
「ここをこうして」とこの店舗自身がリクエストしてくる魔力のような世界があるのかも知れません。
まだまだ続きますよ(笑
一段上がったフロアの個室(将来的には厨房に吸収される可能性もアリです)

ここは以前上部構造の住居部分の一部なので(元は住店舗)奥に浴室があるですが

”フラワー関係”のご友人意匠により庭園化

店舗(土間)を上がったところから


そして2階

前回の画像と比べて”ちょっと違いがわからない”かもしれませんが、
微妙に新しく換装されたパーツにもエージング処理が行われています。
2階広間

広間(左)階段(中央)和室(右)

古い建具がいい味出しています

この住居部分2階の方が、オリジナルの建具がふんだんに残っていたため店舗としても見た場合にも2階の方がヴィンテージ感強いですね〜
和室

(窓の外は”元洗濯物干しテラス”)

”蘇ったこの建築意匠そのもの”が既にアートです

現在はプレオープンの段階ですが、見学等は自由なのでcafe開店に興味のある方や古築建築に興味のある方(この2階は”高級住宅”として賃貸可能ですよマジに)、現地ご覧になってはいかがでしょうか。
※本格開店準備の邪魔にならない程度でお願いしますっ
大江戸線・三田線春日出口A5〜徒歩5分ほど
文京区小石川2丁目24-14『nagaya cafe さと和』
予定営業時間
平日は17時〜23時半
土日は12時〜20時半
イベント等cafeサイトで確認の上来店ください
日本の場合古い建具なんかの骨董的価値とか積極的に評価されないところがあるので、新規募集のためのリフォーム時に廃棄されてしまうケースが多いのです。
(この傾向は事業物件の方が顕著かもです)
リノベ的方向でも、価値あるところは生かすみたいな見方がもっと広がるといんですけれどね。
しかし、少しずつ時代は変化していますから期待できるところもあると思いますよ。
※住居の場合には基本的に改装はNGですが最近の募集に「本格日本家屋」なんてのがありました、家主さんのリフォームの方向性もフリーリング化一辺倒では無くなっています。
改装に関しては事業物件が対象になりますが古い住店舗は権利関係もあって”閉店後そのまんま全部住居になっちゃったたり”等賃貸店舗として募集されにくいところもあるかもですね。